こんにちは😊
さかきばら歯科・矯正歯科
副院長の榊原まりです。
私は歯科医師ですから
歯科の立場から見ても
砂糖は避けてほしい!
砂糖はむし歯の
大きな原因のひとつです。
ですが、それだけではなく
砂糖の過剰摂取、習慣化は
子どもの発達に対しても影響があります。
あらゆる病気の原因になり
その前兆として
キレる姿が見られるようになるんですよ💦
お砂糖たっぷりのものを食べると
血液の中では急激に血糖が上昇します。
すると体は
「わわっ血糖があがりすぎた」
と思い
インスリンと呼ばれる
血糖を下げるホルモンを
過剰に放出します。
甘いものを食べてから
2〜4時間も経つと
体は勝手に低血糖状態に…
(反応性低血糖と言います)
低血糖になり
影響をもっとも受ける臓器は脳です🧠
脳はブドウ糖のみを
エネルギー源にしていますから。
血糖値が70mg/dlを下回ると
・冷静な思考を保てなくなり
・感情的になる
・注意力が低下するなどの症状が表れます。
さらに低下していくと
・倦怠感
・無気力
・頭痛
・異常行動へと発展し
40mg/dl以下では
意識障害、昏睡の危険性も出てきます。
脳が未完成の子どもへの悪影響は
計り知れないものがありますね😭
これだけでも砂糖は避けようと思います。
でもね、まだまだこれから。
低血糖状態になった体。
危ない状態です。
体は血糖を正常に維持しようと
アドレナリンという
血糖上昇ホルモンを分泌させます。
アドレナリンってよく聞きますよね。
興奮したときにも出てくるホルモンです。
これによって勝手に興奮した状態になり
・大きな奇声をあげたり
・暴れまわったり
・泣き喚いたりするのです。
さらにアドレナリンは
マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを
体から余計に消耗したり排出したりします。
血糖上昇ホルモンは他にもあります。
代表的なものがコルチゾール。
これは血糖上昇ホルモンでありながら
ストレスやアレルギーに対抗するホルモンでもあるため
・ストレスからイライラしたり
・アレルギーを発症してしまったり
・キレやすい子どもになってしまいます。
また過剰な糖を処理するために
体はミネラルだけでなく
多くのビタミンも余計に消耗させます。
つまり体は
ミネラルもビタミンも少ない
慢性的な栄養失調状態。
エネルギーをつくりだす素材(糖質)はあっても
道具(ミネラルやビタミン)がないために
脳がガス欠状態になってしまうのです。
こんな暴れ回って
キレやすくなっている子どもに
甘いものを与えると落ち着きます。
低血糖状態が一時的によくなりますからね。
なので、子どもを静かにさせたいとき
甘いお菓子に頼りがちです🍰
でもまた最初に戻るだけ。
数時間すると
また甘いものを欲しがり
子どもは泣き喚きます。
砂糖はとても依存性が高い。
砂糖依存症と言われるくらいです。
砂糖はマイルドドラッグとも呼ばれ
薬物やアルコール並みの
中毒性・依存性があると言われます。
脳は低血糖によるエネルギー不足を
「お腹が空いている」と勘違いし
「糖分を摂取して血糖値を上げろ」
と指令を出します。
お腹が空いているわけでもないのに
お砂糖たっぷりの甘いものを繰り返し食べたくなる
という現象が起きるのです。
さらに砂糖には
幸福感や癒やしを感じさせる
ドーパミンやセロトニンなど
幸せホルモンの分泌を促す働きがあります。
これらは日常のストレスをやわらげるために
大切な物質ですが
「糖質を食べると、幸せが感じられる」
と脳が学習してしまうと
より依存が高まってしまうのです。
砂糖の過剰摂取は
- 糖尿病
- 肥満
- 糖尿病
- うつ病
- アルツハイマー
- 動脈硬化
- 腎臓病
- 肝障害
- 骨粗鬆症
- 白髪
- 肌のたるみ、しわ、くすみ
などの原因のひとつとされています。
「砂糖」
避けた方がいいですね。
3歳までは避けてください。
6歳まで避ける、なんて先生もいますよ。
ただこれは毎日、日常の話。
年に1回の誕生日
クリスマスはケーキを食べたり
大切なのはメリハリです!
クッキーからお煎餅へ
チョコから果物へ
パンからごはんへ
原材料を確認しながら
少し変えるだけで
グッとよくなります✨
意識してみてくださいね!
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\予防特化型の歯科医院/
さかきばら歯科・矯正歯科
2022年4月 愛知県半田市 Open!!!