こんにちは😊

さかきばら歯科・矯正歯科

副院長の榊原まりです。

 

 

「口にする物」

それ自体の酸で歯は溶けてしまうんだよ

というお話が前回でした。

この酸、歯を溶かすだけではありません!

出た、このパターン。

細菌にも関わってくるんですよ。

 

 

前に「生態学的プラーク仮説」

というむし歯の原因をお伝えしたのを

覚えていますか?

 

むし歯菌が出した酸が

いい菌を殺していく…

酸性の環境が好きなむし歯菌は元気になって

もっと酸を出してしまう

するといい菌はもっといなくなって…

で、細菌のバランスが変化して

本当は少ししかいなかったはずのむし歯菌が

気づくとたくさんに増えていた!

 

こうなるとむし歯になりやすくなっちゃうね

という考えです。

 

 

同じようなことが

飲食物の酸でも起こります。

 

飲食物の酸が

酸性の状況が嫌いな菌を殺してしまう。

むし歯菌は糖を代謝して

酸性が好きだから酸を出す。

 

つまり

生き残るのは

断然、むし歯菌!

 

酸性の食品を摂ると

お口の中の細菌のバランスが

どんどん崩れていってしまって

気づくとむし歯菌だらけに😈

これをマイクロバイアルシフト

と呼びます。

 

 

糖と酸の両方が含まれた

飲食物を摂り続けると

お口の中が

むし歯になりやすい環境に💦

 

気をつけるのは糖だけじゃなく

酸も気をつける必要がある

とわかりますね!

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\予防特化型の歯科医院/

さかきばら歯科・矯正歯科

2022年4月 愛知県半田市 Open!!!